☆赤字で表示されている農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。
温州みかんの着花対策
≪着花不足樹≫
①着花が極端に少なくなることが予想される樹は、つぼみの有無を確認してからせん定します。
②前年に果実がなった果梗枝を半分ほど取り除き、発育枝の発生を抑えます。
③できるだけ結果母枝が残るよう、軽くせん定するのが基本ですが、強い立ち枝は基部から取り除きます。
④強い新梢が多く発生すると、花と養分を競合するため、落花が多くなります。花に被さっている新梢や花の近くの新梢を間引きます。
≪着花過多樹≫
新梢が少ない場合は、満開までに摘蕾か予備枝を再設定します。新梢の確保には摘蕾が効果的ですが、労力的に困難な場合は予備枝を再設定します。
新梢発生後は、エカキムシとアブラムシを防除します。
苦土欠乏対策(10㌃当たり)
苦土欠乏症が発生した園地では、硫酸マグネシウムを60㌔施します。
苗木の管理
春芽は一芽に1本となるよう芽かきし、8枚目の葉を摘芯して夏芽を発生させます。
土壌を乾燥させないよう、園地全体に潅水します。
病害虫防除
訪花害虫・エカキムシ・アブラムシ
アドマイヤーフロアブル 4000倍(かんきつ〈みかん除く〉・みかんともに収穫14日前まで3回以内)
灰色かび病(落弁期)
ファンタジスタ顆粒水和剤 4000倍(かんきつ〈みかん除く〉・みかんともに収穫14日前まで3回以内)
かいよう病(落花直後)
コサイド3000 2000倍+
クレフノン 200倍
ミカンサビダニ・カイガラムシ類(落弁後5〜10日後)
アプロードエースフロアブル 1000倍
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫45日前まで1回以内、みかんは収穫14日前まで1回)
黒点病
6月上旬エムダイファー水和剤 600倍
(かんきつ〈みかん除く〉は90日前まで2回以内、みかんは収穫60日前まで2回以内)
+
アビオン‐E 1000倍(日数と使用回数に制限なし)