2017年10月1日日曜日

10月 ソラマメ


品種


「陵西一寸」

播種時期(低温処理を除く)


 10月10~20日頃

播種量(10㌃当たり)

L字型栽培………8㍑
U字型栽培………7㍑

播種と育苗


 トロ箱に籾がらを敷き、清潔な砂または山土(真砂土)を上から7~8㌢詰めます。
 4㌢間隔に一粒ずつ、オハグロを下向きにして、7割程度さし込みます。


 種の腐敗対策として、播種時にカルクロン400倍を播種床へ潅注します。播種後は、たっぷり潅水します。
 活着後は、アブラムシによるウイルスの感染を防ぐため、白色の寒冷紗でトンネル被覆します。

定植準備(10㌃当たり) 

U字仕立ては、畝幅150㌢、株間50㌢、1,330株です。
L字仕立ては、畝幅120㌢、株間50㌢、1,660株が目安です。

施肥 (10㌃当たり)

完熟堆肥   3,000㌔
粒状苦土石灰   160㌔
スーパーSRコート   80㌔
BMリンスター   20㌔

低温処理栽培

① 順化
  低温処理後、種子を半日ほど、風の当たらない涼しい日陰に置き、外気温に慣らし
 ます。

②定植方法
(1)浅く掘った植穴に、アドマイヤー1粒剤2㌘と山土(真砂土)を400㏄ 程度入
   れます。
   ※雑草の発生を抑えるため、マルチの穴が完全に隠れるよう山土(真砂土)を置
    きます。
(2)根を傷めないよう注意し、種の3分の1程度が出るよう植え付けます。その時、
   種や芽の部分に圃場の土が触れないよう山土(真砂土)の中に植えます。
(3)定植後は立枯病を予防するため、タチガレン液剤500倍と、ガイピープロ
   1,000倍を、一株当たり200㏄ 株元に潅注します。

鳥害対策


 定植後は、カラスによる引き抜き被害を防ぐため、苗の真上にテグスを2段張りにします。

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